【9/9は「ひやおろしの日」】今年は在庫わずか、お急ぎください!
春先に搾られた新酒は、蔵でひと夏熟成することによって味が乗り、一段とまろやかになっていきます。これがいわゆる「秋上がり」と呼ばれるもので、この時期の日本酒が一番美味しいといわれる所以です。
この円熟した風味を生詰したものが「ひやおろし」です。春に造った酒を1回火入れし、夏をまたいで貯蔵。そして、秋口に生で出荷することで、深みの増した味わいをフレッシュな状態で楽しめる、というものです。
日本酒造青年協議会は、失われつつある日本文化と日本人らしい季節感を取り戻すとともに、業界全体の需要拡大の誘導効果を導くためのひとつの取り組みとして「毎年9月9日を“ひやおろし”の発売日(解禁日)とし、日本酒業界全体で統一して推進する」ことを提言しています。
当蔵ではその提言に則って、ひやおろしを毎年9月9日に発売しています。
9月9日は、日本古来の五節句の1つ「重陽の節句」。旧暦では菊の美しい季節であったことから「菊の節句」とも呼ばれ、邪気を払い長寿を願って菊を浸した日本酒を飲む風習があります。
花垣の「ひやおろし 純米」は限定品につき、毎年出荷数が決まっておりますが、今年は予約が殺到したため、発売前にも関わらず1800mlが完売、720mlも在庫僅少となっております。どうかお早めにお求めくださいますようお願いいたします。
「花垣 ひやおろし 純米」
720ml 1,485円、1800ml 2,970円(税込)/秋期限定品
2023年9月9日(土)発売(要冷蔵)
<文責・田中>
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