【蔵】仕込み1号留(とめ)ました!

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昨日(10/20)、今酒造年度の1本目のもろみが仕込み終わりました。
普通、お酒は添(そえ)・仲(なか)・留(とめ)と3回に分けて徐々に仕込み量を増やし、添と仲の間に1日休みをおいて、4日間かけてタンクに仕込みます。留を仕込んだ日を1日目と数えてその翌日を2日目(本日)という風に醪日数を数えます。
まだまだ気温が高く、所定の仕込み温度にするのに苦労しています。タンクの廻りにガッチリと断熱マットを巻いて冷却水を全開でまわしています。それでも追いつかずタンクのそこには氷を撒いて温度の急昇をおさえています(私の仕事です)。

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「山上り」といって、仕込みの日の夕方から夜にかけて、米が膨らみ「もろみ」表面の水気がなくなった時に、櫂(かい)を入れます。まだ、醪も仕込んだばかりで固く、骨の折れる作業です。
底の方からブスブスとガスが抜け、醪が元気なことがわかります。櫂入れを行っているのは、”花垣十代目”南部君です。結構しんどそう(笑)。私は指導という名のもとに横でのんきに撮影です。

酒母の方も順調に仕上がっています。

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もと屋の田中くん(こうへい)ダキ樽を抜いたり入れたりそのたびに洗わなくては行けないので、1日じゅう洗い物ばかりの大変な仕事です。 右の写真は酒母室の様子です。今年の701号酵母は香りもよく、発酵旺盛で良さそうです。

今年の花垣どうぞ応援ください。たまには私の写真も載せときます(笑)

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【文責 柏倉】

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